カテゴリー: カヌー漕艇記
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慈雨にて、美しき増水。十三年ぶりの再会、仁淀川。
それは、まだこの艇にひとつも穴が空いていない頃の話である。幻の清流・仁淀川へと深く分け入った。当時、土佐は遠く…
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息子を川ガキにしてやったぜ。母なる四万十川。
夏は川で泳ぐ。これは当たり前の権利なのであるぞ、息子よ。小さくまとまるなよとの願いで、四万十へ数年ぶりの遠征と…
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痛風発作が何のその、でも河原歩きは痛いぞ江の川。
川に行けない鬱憤は、あちこちに影響を及ぼす。せめてバーべキューでも、せめて最後の海水浴でも、とかの名目のもとに…
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本州最南端、本年最初、本家族、本格初ツアー、古座川。
とうとう、家族でツーリングとあいなった。正確にいうと昨年の夏に熊野川デビューを果たしているのだが、田戸から小川…
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リベンジ、気田川のはずが、痛恨のキールパイプ断裂。
本一のきれいな濁流は見たことがあるが、まだ、その清流の素顔を見ていない。ここは、リベンジでしょ。ということで、…
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息子よ、これが宮川。あの山の向こうは神宮でおじゃる。
肩の骨を折ったのは、こぞの春。幻の清流・小川にあいまみえることなく、時は流れてしまった。わが愛娘は受験勉強モー…
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娘と幸せの熊野川。いつまで君といっしょに遊べるのか。
つまでも小さいままでいてほしいと願っても、それは叶わない。わが愛娘も、いよいよ十歳に。失われた十年の不況の中、…